ご挨拶

Message

理事長からのメッセージ

水辺から始まる
NAGOYAの魅力向上
世界運河会議の
実現に向けて

一般社団法人中川運河キャナルアート 理事長 藤田 正彦

一般社団法人中川運河キャナルアート
理事長 藤田 正彦

皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
一般社団法人中川運河キャナルアートの理事長として最初の年でしたが、様々なことにチャレンジし多くの結果を残すことができたと思っています。

まず、名古屋近辺では大規模なイベントとしては未開催であった「ミズベリング」を、堀川、名古屋港はもとより県内の水辺関係者を招聘し、開催いたしました。これにより愛知県内の水辺関係者が一堂に会して意見を交わすことができました。
そして、名古屋市交通局「駅近ウォーキング」とのコラボレーション「水辺の文化祭」は、中川運河を知らない多くの市民の方々にアートを楽しみながら水辺の心地よさを肌で感じていただくひとときとなりました。
8回目となる「コスモスプロジェクト」は、名古屋名駅ロータリークラブ・社会奉仕委員会様のご協賛やメンバーの方々にご参加をいただくことができ、今までの倍の規模で清掃や種まきを行いました。
更には2012年に「ポケットパーク クリーンアップ」によって再生したにも関わらず、再び落書きされていた公園を、元のように綺麗にする美観活動を実施しました。

悲しい出来事もありました。中川運河キャナルアートは2010年から活動を開始しましたが、私たちの思いにご賛同いただき、活動を応援してくださった中川運河キャナルアート実行委員会 初代名誉実行委員長・リンナイ株式会社の内藤明人様がお亡くなりになりました。ずっと背中を押してくださった方を失ったことは、とても辛いことです。改めて、ご冥福をお祈りしいたします。

さて、一方で、我々が活動を開始するまで全く注目されていなかった「中川運河」でしたが、2012年10月には名古屋市と名古屋港管理組合が「中川運河再生計画」を発表、運河周辺は大きく変わり始めました。名古屋駅からささしまライブ24地区の大規模再開発と同地区のまちびらき、金城ふ頭にはレゴランドなどが次々に完成し営業開始、港明エリアのみなとアクルスも開発が進む中、定期便の水上交通も試験運行が開始される予定です。
2020年の東京オリンピック、名古屋城天守閣木造復元、そして2027年にはリニア中央新幹線が開通する名古屋。このような時代背景の中、中川運河キャナルアートが主張し続けてきたのは「アートとものづくりの融合」です。このコンセプトをご理解いただけましたら、新旧織り交ぜた独自の文化を世界に向けて発信するクリエイティブな場として、中川運河が重要な役割を果たすこともご認識いただけるものと確信します。
世界には運河を再生して成功した都市は数多くあり、私たちは彼らから多くを学ばなくてはならないと思っています。そのため、私たちは世界の運河関係者を中川運河にお招きし、様々な意見を交感しあう場として「世界運河会議(仮称)」を開催したいと考えています。

これからも、地域や行政の方々、ご協力・ご支援いただける企業や市民の皆様、学識経験者の方々など多くの関係者とともに歩んでまいりたいと考えています。どうか今後とも変わらぬご支援をお願い申し上げます。

2017年10月